プロフィール

長野祥玄(ながの しょうげん)

愛媛県 出身
18歳の時、仏師を志す。
仏教の教義を恩師に学び、彫刻の修練を重ね、後に有玄大僧正より、密教の教義をも学ぶ。
また、四国霊場八十八箇所を二度巡礼し、その時、仏と対峙しながら
仏師というものは仏像の形を彫るだけではない。仏は、地・水・火・風・空の五大より生まれる。
その仏の心理を具現化することに仏師の真があると感得する。
故に、それ以来般若心経を唱え、六種供養を彫る仏に供えながら制作している。

略 歴

作品制作歴
内容
1981年 大日如来像(愛媛県展 入選)
1983年 制多迦童子(愛媛県展 特選)
初期代表作 不動明王立像(神戸市再度山 大龍寺)
1985年 矜迦羅童子立像(神戸市再度山 大龍寺)
制多迦童子立像(神戸市再度山 大龍寺)
1988年 如意輪観世音菩薩 - この作品によって一木彫りの技を極める –
1989年 NHK四国の朝番組「ズームアップ」に出演
この頃から彩色を手がける
1999年 修復を手がける
薬師如来像 等(千葉 東円寺)
2000年 制多迦童子(四国八十八ヶ所番外霊場 鯖大師本坊)
矜迦羅童子(四国八十八ヶ所番外霊場 鯖大師本坊)
2001年 大阪 高島屋 大美術展に出品
2002年 社寺彫刻を手がける
生駒市 安養寺
生駒市 安楽寺
2003年 四国八十八ヶ所番外霊場 「鯖大師本坊」の西国三十三観音霊場の御本尊を製作開始
第5番 葛井寺 千手千眼観世音菩薩
第8番 長谷寺 十一面観世音菩薩(2004年)
第6番 壺阪寺 千手観世音菩薩(2005年)
第2番 紀三井寺 十一面聖観世音菩薩(2006年)
第3番 粉河寺 千手千眼観世音菩薩(2007年)
2004年 白狐 一対(奈良県北葛城郡 小北稲荷神社)
2007年 愛染明王像(高野山 西南院)
阿弥陀三尊像(千葉県 圓福寺)